ANA利用 西インドの旅 7日間
2015年2月6日 出発
西インドの旅より戻ってまいりました。
今回の旅のハイライトは、アジャンタ、エローラの石窟寺院の観光です。
ワーゴラ渓谷に沿って並ぶアジャンタ石窟寺院は、一度放棄された後、ジャングルに飲み込まれ、それから1000年以上もの間、忘れ去られていましたが、1819年、虎狩りをしていたイギリス人兵士によって偶然にも発見され、その兵士のサインが石窟に残っているという、なんともロマン溢れる石窟寺院です。第1屈にある「蓮華手菩薩」の壁画や第2屈の保存状態の良い天井装飾、第26屈のインド最大の涅槃像など見どころがたくさんあります。
また、エローラ石窟寺院は、ジャイナ教、仏教、ヒンドゥー教と3つの宗教の石窟寺院から成ります。
なかでも見どころは、ヒンドゥー教のカイラーサナータ寺院です。幅47m、奥行き81m、高さ33mのとても壮大な寺院で、この迫力には言葉が出ません。またこの寺院のすごいところは、1枚岩を掘り下げて造られたということです。機械もまだない8世紀に、人々の手で造られたのだと考えると感慨深いものがあります。
また、ムンバイのホテル「タージ・マハル・パレス」での宿泊もこの旅の楽しみのひとつです。インドを訪問する世界の政治家や王侯貴族、有名人らも宿泊するこのホテルに一歩足を踏み入れると、インドの喧騒から逃れ、優雅な雰囲気が漂います。今回は、このホテルのパレス棟に宿泊し、お部屋からはムンバイのシンボル「インド門」もご覧いただけました。
遺跡がお好きな方、インドにはすでに訪れている方にもお楽しみいただけるツアーです。
ぜひ皆様もお出かけください。
ツアーコンダクター 村上 友香